医院名:マロニエ矯正歯科クリニック 
住所:〒340-0034
埼玉県草加市氷川町2128-2ベラビル2階 
TEL:048-959-9087

子どもの早期本格矯正治療

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子どもの矯正と「早期本格矯正治療」の違い

「こどもの矯正」と「こどものプレミアム矯正」の違い

「早期矯正治療」「第1期治療」とも呼ばれるこどもの矯正治療は、まだ成長途中の子供のうちから顎の成長コントロールしたり、悪い癖を治すことで永久歯が生えてくる土台を整えてあげるのが目的の治療です。
対して、大人の矯正治療は「本格矯正治療」「第2期治療」と呼ばれ、すべての歯を動かして、調和の取れた見た目にも美しく、機能的にも正常な歯並びを作り上げることが目的です。
以上のように、こどもの矯正治療と大人矯正治療では治療の目的が異なっており、一般的にこの2つは分けて考えられます。

つまり、「第1期治療」とも言われる通り、こどもの矯正治療は大人の矯正治療を行うことを前提とした矯正治療なのです。将来的に「第2期治療」である大人の矯正治療に移行するための準備を整えることが目的のため、こどもの矯正治療は歯並びを綺麗にするということがゴールではないのです。
こどもの矯正治療のゴールはというと、大人の矯正治療のための土台作りが完了した段階のことで、土台が完成してからは大人の矯正治療の開始まで経過を観察していきます。

従来ではこのように子供のうちに行う土台作りの矯正治療を第1期、大人になってからの歯並びを美しく整える矯正治療を第2期治療として行ってきました。

しかし、本当に子供のうちにきれいな歯並びにすることはできないのでしょうか?
当院では独自の「早期本格矯正治療」を行っています。
お子様と親御さんのお気持ちに寄り添い、子供のうちにきれいな歯並びを手に入れることのできる早期本格矯正治療では、土台作りだけでなく、子供のうちにきれいな歯並びを手に入れられるよう一気に治療いたします。

こどもの矯正治療と比較したメリット・デメリット

メリット

こどもの矯正治療と比較したメリット・デメリット

  • 大人の矯正治療に移行せずにきれいな歯並びにすることが出来る
  • 中途半端になってしまうことなくより良いかみ合わせにすることが出来る
  • 勉強、部活、習い事が忙しくなる前に矯正治療を完了することが出来る
  • 多感な思春期の時期にコンプレックスを抱えずに済む
デメリット
  • 永久歯が生えきるまで続けるため、治療期間が長い
  • こどもの矯正治療を単独で行うよりも高額になる(30万円の差額)
  • 治療期間が長くなり虫歯リスクが上がるため、しっかりとケアすることが必要
  • 中学受験をされる場合、治療と忙しい時期とが重なってしまう

2段階治療(こどもの矯正→大人の矯正)と比較したメリット・デメリット

メリット
  • 小学生で終わることもあり、治療のゴールを迎えるのが早い
  • 2段階治療に比べ、治療費用を抑えることが可能(30万円の差額)
  • 2段階治療に比べ、治療期間が短くなる(1年以上の差があります)
  • 抜歯せずに治療することができる場合がある(歯を抜く必要がある場合は大人の矯正治療へ)
  • 仕上がりを見て、大人の矯正に移行することが可能(30万円の差額)
  • 歯が生え変わる時期に治療を行うためかみ合わせが安定する
  • 矯正治療後に歯周組織の健康を維持することが可能
デメリット
  • 抜歯症例を非抜歯で治療した場合には口元が少し出てしまう場合かある
  • 適応とならないケースがある
  • 大人の矯正への移行が必要となる場合がある

適応とならない場合

  • 確実に永久歯の抜歯が必要と考えられる場合は適応となりません。早期本格矯正治療はできるだけ歯を抜かない治療です。そのため、歯を抜いた方が仕上がりがきれいになると考えられる場合、こどもの矯正から大人の矯正への移行をおすすめしております。
    矯正のためとは言え、お子様の健康な永久歯を抜いてしまうには抵抗があると思います。まずは一度、抜歯しない状態の仕上がりを見てから歯を抜くかどうか検討したいという場合には、早期本格矯正治療後に大人の矯正治療に進み、歯を抜くかどうかを検討することも可能です。

  • 下顎が著しく成長しており、外科的矯正治療が必要な可能性が考えられる場合は適応となりません。下顎の成長をコントロールすることにも限界があり、程度の強い反対咬合のケースでは早期本格矯正治療を行ったとしても下顎の手術が必要になってしまう場合があります。そのため、下顎の過成長が予想される場合にはまず顎の成長が止まるまで経過観察を行い、その上で手術をすべきかどうかの判断をしていきます。
    手術の必要が無ければ当院でそのまま大人の矯正治療に移行していただき、もしも手術の必要があれば現在当院では外科的矯正治療は行っていないため、顎の手術を前提とした矯正治療を行える病院への転院していただくという形をとっております。詳しくは日本矯正歯科学会のホームページをご参照ください。

  • 永久歯の本数が少ない場合、適応となりません。生まれつき永久歯が少ないという症状は10人に1人は見られると言われています。また、虫歯、外傷などですでに永久歯が無くなってしまっているケース、埋伏歯・腫瘍・嚢胞の疾患があり永久歯を抜く必要があるケースなど、永久歯が28本揃っていないという場合はこどもの矯正治療の適応にはなりません。これらのケースの場合、他の部位の永久歯を抜歯して本数を合わせる、インプラントやブリッジなどを使って失ってしまった歯を補うなどの補綴治療を行う必要があり、大人の矯正治療を行う必要があります。こどもの矯正治療が完了した後、適切なタイミングで大人の矯正治療に移行していきます。