医院名:マロニエ矯正歯科クリニック 
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マロニエコラム

2017.07.10

ベガとアルタイル、とデネブ

7月7日は七夕でした。

引き裂かれた恋人達の織姫と彦星が1年に一度だけ天の川で会うことが出来る日

・・・でしたっけ?

幼き日の記憶。昔はちゃんと覚えていたでしょうか。

だいたい毎年くもりか雨のパターンが多く、

あー、また今年も織姫と彦星は会えないなー。

なんて思っていました。

せっかくなので、うろ覚えな知識をネットで調べてみました。

まず、なんと織姫と彦星は夫婦でした。

別居夫婦の週末婚ならぬ年末婚だったのですね。

結婚した二人は仲睦まじく、いちゃいちゃしすぎて仕事を全くしなくなってしまった。

それに怒った神様が二人を天の川の反対側に住まわせたそうです。

ですが今度は悲しみから仕事をしなくなってしまったので、

1年に1回だけ天の川のほとりでなら会わせてやろうとなったそうです。

織姫と彦星は1年に1回の再開のために休まず毎日働いたそうな。

仕事をしない人に対する仕打ちがエゲツない上に、

年休1日で夫婦を364連勤させるとは・・・神様おそるべしブラックぶり。

想像していたストーリーとは違いましたが、なかなかハードな夫婦ですね。

しかも、雨が降ると会えなくなってしまうという。

ロマンチックな恋物語として扱われている風潮ですが、実際は違ったんですね。

小学校とかではどのように教えているのでしょうか?

また、織姫はこと座の「ベガ」。彦星はわし座の「アルタイル」に当てられています。

天の川を挟んで反対にある輝く星ですが、夏の大三角としても有名です。

中学受験の時に機械的に暗記させられた記憶があります。

さて、この夏の大三角で仲間はずれが一つあります。

はくちょう座の「デネブ」ですね。

大三角の一員でありながら、七夕伝説に入り込めていないデネブ。

さながら、いつも幼なじみ3人組で過ごしていたのにいつのまにか

A子とB男が付き合ってしまい急に気まずくなってしまうC男。

ラウンドワン行った帰りに3人で撮ったプリクラがいたたまれない、夏。

がんばれデネブ、負けるなデネブ。君は誰よりも輝いているぞ!

と、思ったら一応役割がありました。

天の川が増水してしまうと会えなくなる夫婦でしたので、

デネブがカササギとなって天の川に橋をかけたという設定だそうで。

なんだか後付け感がありますが、デネブがハブられていなくて良かったです。

七夕といえば、笹に願い事を書いた短冊をぶら下げます。

当院も、笹飾りを医院の入り口の看板に貼り付けていました。

スタッフの伊藤さんが作ってくれたものです。カワイイですね。

皆さんは、どんな願い事をされましたか?

私は、「草加の人達の歯並びが綺麗になるように」と願いをかけました。

歯並びが生まれつき良い人は実はほんの一握りで、

ほとんどの日本人は多かれ少なかれ歯並びが崩れています。

歯並びが悪いと虫歯や歯周病にになりやすくなります。

咬み合わせが悪いと、歯や顎の負担が強くなってしまいます。

歯並びが良くなることで、お口の健康寿命は大きく変わります。

草加の地に矯正専門医院を開業したからには、

私が救えるだけ、一人でも多くの人の健康を守ることが使命だと思っております。

全ての人の歯並びが良くなって、一生歯に困らない世の中になったら

とても素敵だと思います。

でも、願うだけでは叶わないので

目の前の患者様をコツコツ一生懸命治療していくことが大切ですね。

織姫と彦星のように年休1日とはいきませんが、

日々頑張っていきましょう。